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拍手にコメントくださった方、ありがとうございます!
5/7『半慶もいいですね~』とコメントくださった方*ありがとうございます!このシリーズのはんべ氏は、他の人には恐いけど、慶次には激甘いの希望です(^^)それはもう、あ~んなことや、こ~んなことも、優しく致してくださると思います(笑)よかったら、またお付き合いくださいませねvv
5/9 一条さん*ありがとうございますvvはんべ氏、甘いの希望ですvこの所、脳内蛇祭で……無双の方ばかり更新していました……orz……チカダテ熱もひと段落したので、今週は政宗先生更新の予定です(^^)よろしかったら、またお付き合いくださいませねvv
↓コジュケイ、番外です。
5/7『半慶もいいですね~』とコメントくださった方*ありがとうございます!このシリーズのはんべ氏は、他の人には恐いけど、慶次には激甘いの希望です(^^)それはもう、あ~んなことや、こ~んなことも、優しく致してくださると思います(笑)よかったら、またお付き合いくださいませねvv
5/9 一条さん*ありがとうございますvvはんべ氏、甘いの希望ですvこの所、脳内蛇祭で……無双の方ばかり更新していました……orz……チカダテ熱もひと段落したので、今週は政宗先生更新の予定です(^^)よろしかったら、またお付き合いくださいませねvv
↓コジュケイ、番外です。
「小十郎さん、これ何?」
部屋を選ぶ時から大騒ぎだった慶次、エレベーターを降りると今度は自動販売機に捕まった。
「ええっ!何!?これ何!?」
自動販売機には、もちろん飲み物が入っているわけではない。……ローションやコンドームに混じって、『大人の玩具』と言われる物が並んでもいる。
「もう、いいから来い」
呆れた小十郎が慶次の襟首を掴んで部屋に引き摺って行った。
以前、慶次が買ったベッドを見た小十郎が「ラブホみたいだ」と言ったときから、慶次がラブホテルに連れて行けと煩く言っていたのだ。
「あんなもんが欲しいなら、後でちゃんとした所で買ってやる」
「いいいいいいっいらないよっっ!」
部屋に入ってもきょろきょろと辺りを見回している慶次、小十郎に『玩具』を買ってやると言われて大慌てだ。
「……ねぇ…小十郎さん……アレないの?」
「アレ?」
「ほら、くるくる回るベッドとか、天井が鏡とか……ミラーボールとか……」
「……何時の時代だ?ねぇよ、そんなもんは」
ごく当たり前のベッドに腰掛けた小十郎、煙草を取り出した。
「…しないの?」
サイドテーブルの上の雑誌を取り上げて捲りだした小十郎に、慶次がはにかみながら尋ねた。
「……天井の角の所に防犯用のカメラがあるだろう?ああいうので流出するんだ」
「流出?」
「お前、裏AVのアイドルになりたいか?」
「なりたくないよっ!!」
組の者も、政宗を始め小十郎と慶次の事を知っている者は結構いるが、おおっぴらに慶次とラブホテルに行ったとは思われたくない小十郎、今日は市外で伊達組で尻持ちをしていないラブホテルをわざわざ選んできているのだ。伊達組の若頭が男とホテルにしけこんで、その上流出ビデオまで出たら洒落にならない。
「ゲーム機かカラオケがあるから、少し遊んで帰ればいいだろ?」
どうしてもと聞かない慶次に無理矢理連れてこさせられた為か、小十郎は幾分か不機嫌に見える。
「猫も大家さんに見てもらってるんだし」
「……うん……」
ビールを出して、雑誌をパラパラと捲っている小十郎に背を向けて、慶次も仕方なくコントローラーを持った。
……怒ってるのかな…小十郎さん………背後ではビールのプルタブを起こす音と、ページを捲る音しかしない。慶次も、アクションパズルを機械的に崩しながら、ちっとも楽しくない。
「あのね……小十郎さん……怒ってる…?」
ちらりと振り返った慶次に、小十郎が眉を上げた。
「…怒ってるな」
ぐしゃ、とアルミ缶を潰した小十郎を見て、慶次が俯いた。
「…お前の学校も休みで……俺も夜まで休みなんてこたぁ、滅多に無いからな……」
「小十郎さん……」
ベッドから立ち上がった小十郎、慶次の腕を掴んだ。
「な…なに…?」
無言で慶次の腕を掴んだまま、小十郎がバスルームに入った。
「トイレ?何?小十郎さんてばっ!」
ユニットバスに押し込められて、慶次が小十郎の腕を引き返すと、
「俺は…朝からいちゃいちゃしてたかったんだよ」
小十郎に抱き寄せられた。
「…小十郎さん…?」
缶ビールを何本か開けてはいるが、それで顔色が変わるような小十郎ではない。だが、今慶次の頬に寄せられた小十郎の頬は赤い。
「小十郎さん……」
「可笑しいか?」
慶次の気の抜けたような声に、小十郎が尋ねる。
「…嬉しい……」
小十郎の首にかじりついて、慶次の頬も赤くなった。
小十郎の腕が嬉しい。小十郎の胸が嬉しい、小十郎のキスが嬉しい。小十郎のくれるものは慶次には何でも嬉しい。
「じゃあ……帰って、いちゃいちゃする……?」
慶次の目が小十郎の目を覗きこむと、小十郎が照れたように笑った。
……小十郎さん、大好きだよ………
部屋を選ぶ時から大騒ぎだった慶次、エレベーターを降りると今度は自動販売機に捕まった。
「ええっ!何!?これ何!?」
自動販売機には、もちろん飲み物が入っているわけではない。……ローションやコンドームに混じって、『大人の玩具』と言われる物が並んでもいる。
「もう、いいから来い」
呆れた小十郎が慶次の襟首を掴んで部屋に引き摺って行った。
以前、慶次が買ったベッドを見た小十郎が「ラブホみたいだ」と言ったときから、慶次がラブホテルに連れて行けと煩く言っていたのだ。
「あんなもんが欲しいなら、後でちゃんとした所で買ってやる」
「いいいいいいっいらないよっっ!」
部屋に入ってもきょろきょろと辺りを見回している慶次、小十郎に『玩具』を買ってやると言われて大慌てだ。
「……ねぇ…小十郎さん……アレないの?」
「アレ?」
「ほら、くるくる回るベッドとか、天井が鏡とか……ミラーボールとか……」
「……何時の時代だ?ねぇよ、そんなもんは」
ごく当たり前のベッドに腰掛けた小十郎、煙草を取り出した。
「…しないの?」
サイドテーブルの上の雑誌を取り上げて捲りだした小十郎に、慶次がはにかみながら尋ねた。
「……天井の角の所に防犯用のカメラがあるだろう?ああいうので流出するんだ」
「流出?」
「お前、裏AVのアイドルになりたいか?」
「なりたくないよっ!!」
組の者も、政宗を始め小十郎と慶次の事を知っている者は結構いるが、おおっぴらに慶次とラブホテルに行ったとは思われたくない小十郎、今日は市外で伊達組で尻持ちをしていないラブホテルをわざわざ選んできているのだ。伊達組の若頭が男とホテルにしけこんで、その上流出ビデオまで出たら洒落にならない。
「ゲーム機かカラオケがあるから、少し遊んで帰ればいいだろ?」
どうしてもと聞かない慶次に無理矢理連れてこさせられた為か、小十郎は幾分か不機嫌に見える。
「猫も大家さんに見てもらってるんだし」
「……うん……」
ビールを出して、雑誌をパラパラと捲っている小十郎に背を向けて、慶次も仕方なくコントローラーを持った。
……怒ってるのかな…小十郎さん………背後ではビールのプルタブを起こす音と、ページを捲る音しかしない。慶次も、アクションパズルを機械的に崩しながら、ちっとも楽しくない。
「あのね……小十郎さん……怒ってる…?」
ちらりと振り返った慶次に、小十郎が眉を上げた。
「…怒ってるな」
ぐしゃ、とアルミ缶を潰した小十郎を見て、慶次が俯いた。
「…お前の学校も休みで……俺も夜まで休みなんてこたぁ、滅多に無いからな……」
「小十郎さん……」
ベッドから立ち上がった小十郎、慶次の腕を掴んだ。
「な…なに…?」
無言で慶次の腕を掴んだまま、小十郎がバスルームに入った。
「トイレ?何?小十郎さんてばっ!」
ユニットバスに押し込められて、慶次が小十郎の腕を引き返すと、
「俺は…朝からいちゃいちゃしてたかったんだよ」
小十郎に抱き寄せられた。
「…小十郎さん…?」
缶ビールを何本か開けてはいるが、それで顔色が変わるような小十郎ではない。だが、今慶次の頬に寄せられた小十郎の頬は赤い。
「小十郎さん……」
「可笑しいか?」
慶次の気の抜けたような声に、小十郎が尋ねる。
「…嬉しい……」
小十郎の首にかじりついて、慶次の頬も赤くなった。
小十郎の腕が嬉しい。小十郎の胸が嬉しい、小十郎のキスが嬉しい。小十郎のくれるものは慶次には何でも嬉しい。
「じゃあ……帰って、いちゃいちゃする……?」
慶次の目が小十郎の目を覗きこむと、小十郎が照れたように笑った。
……小十郎さん、大好きだよ………
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