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拍手にコメントありがとうございます!
3/11 一条さん→コメントありがとうございます!!政宗先生は右でも左でも『ご無体』です(笑)恥知らずな感じが萌えます(^^;)BASARA政宗は破廉恥でいいですよね?無双の政宗だと可愛い感じにしたくなっちゃうのですが、BASARAだと恥知らずで自信満々な感じにするのが楽しいです(^^)ゲーム!!…面白そうですよね〜。政宗先生攻略!←キャラに成り切って政宗をおとす!(笑)政宗先生奴隷狩り!←政宗になって生徒や先生を喰いまくる!(笑)…どっちも楽しそうですよね〜。そそそそれと………カタクラコジュードンにハァハァしまくってます…政宗になって育成も楽しいかも………現在、ちょっと純愛くさいチカダテ萌えが来てるので、政宗先生はのろのろ更新になるかも知れないのですが……また、おつき合いくださいませねVv
↓チカダテです。
……チカが男前な純愛に萌えます………
それ以上に、政宗の不遇シチュに萌える……orz………
3/11 一条さん→コメントありがとうございます!!政宗先生は右でも左でも『ご無体』です(笑)恥知らずな感じが萌えます(^^;)BASARA政宗は破廉恥でいいですよね?無双の政宗だと可愛い感じにしたくなっちゃうのですが、BASARAだと恥知らずで自信満々な感じにするのが楽しいです(^^)ゲーム!!…面白そうですよね〜。政宗先生攻略!←キャラに成り切って政宗をおとす!(笑)政宗先生奴隷狩り!←政宗になって生徒や先生を喰いまくる!(笑)…どっちも楽しそうですよね〜。そそそそれと………カタクラコジュードンにハァハァしまくってます…政宗になって育成も楽しいかも………現在、ちょっと純愛くさいチカダテ萌えが来てるので、政宗先生はのろのろ更新になるかも知れないのですが……また、おつき合いくださいませねVv
↓チカダテです。
……チカが男前な純愛に萌えます………
それ以上に、政宗の不遇シチュに萌える……orz………
雷鳴は幾らか遠のいたようだが、雨足は強かった。
櫓の外で立っている元親に、政宗の呼ぶ声が小さく聞こえた。櫓の中に戻ると、政宗は牡丹色の袷をきっちりと着込んで櫓の隅にいた。
……こんなのは竜の顔じゃねぇ……元親から視線を逸らす政宗の顔を見るのが辛かった。
何がこれほど政宗を頑にしているのだろう……元親、手拭いで雫を拭って自分も着替えた。狭い櫓の中は手炙りの小さな火の気でも暖かくなった。
「元親……」
差し伸べる政宗の腕に、元親近付いて青褪めた頬を胸に抱いた。
小さく腕を畳んで、身を守るようにしている政宗が痛々しかった。
……何に傷付いているのだろう………
普段の政宗の傲慢とも思えるような態度からは、元親何も想像する事が出来ない。だが、これほど肌を見せる事を拒むのは…………。
元親も色々に想像はしてみた。だが、男がこれほど肌を隠したがる理由が解らない。
……彫り物か…?……終世を誓った相手でもいて、その名を肌に刻まれてでもいるのだろうか……。
雨に奪われた体温を分け合うように身を寄せて、元親、政宗を抱き締める。
「……政宗……」
名を呼べば寄せられる唇。
口付ける事も、抱き締める事も出来る……。政宗の身体の強張りも解けて来て、元親の胸にすっぽりと収まっている。
触れ合う事は出来る……。元親こだわる事はやめようと思った。
……政宗が言わねぇなら…俺は知らなくてもいいのだろう………
無理を言って困った顔をされる方が辛く思えた。
竜の誇りも矜持もない…怯えた子供のような顔。……政宗にあんな顔は似合わねぇしな……
「雷……止んだな……」
しとしとと降る雨の音。雷鳴は止んで、雨音だけが元親の船を包んでいる。
雨音を聞きながら、政宗の手が元親の手を探って繋いだ。
手を繋いでじっと目を閉じていた政宗が目を上げた。
「元親…」
薄く開いた唇が言葉を紡ごうとした時、艦の外から政宗を呼ぶ声が聞こえた。
元親が立ち上がって外を見に行くと、縄梯子の下に小十郎の姿があった。
「政宗様に雨具を持って来たと言ってくれ」
雨の飛沫に目を細めた小十郎が元親に言った。手に持った油紙で包んだ荷物を振っている。
……気が利くんだか利かないんだか………
溜息を付いた元親、梯子を降りて荷物を受け取った。
着替えの包みを政宗に渡すと、元親また甲板に出ると言った。
「…元親……」
「……惚れた女の言う事を聞かなくて馬鹿を見る男の話は良く知ってるんだ」
にやりと笑って櫓を出る元親に、政宗の隻眼が微笑んだ。
「fairytaleは…案外cruelなんだぜ…?」
政宗の淋しげな瞳の色。元親、この瞳を自分の色に染めたい。哀しみでも淋しさでも諦めでも……そんな色を浮かべる政宗の瞳が痛い。空と海の青が交わる所のように……境目さえも感じないほどに自分の色に染めてしまいたい………。
「いいか?政宗、俺はあんたに惚れてる。あんたを無くすなら、自分の手首を喰っちまいたいくらいだ……。俺にも気持ちがある事は忘れんなよ」
引き寄せて抱き締めて………。政宗を腕の中に感じられるのが嬉しかった……。そして…心は遠くに置いて来ているような政宗の身体が悲しかった。
元親が知らないケモノ……。だが、そのケモノは元親の手を拒まない。
……今は……それだけでいい…………
櫓の外で立っている元親に、政宗の呼ぶ声が小さく聞こえた。櫓の中に戻ると、政宗は牡丹色の袷をきっちりと着込んで櫓の隅にいた。
……こんなのは竜の顔じゃねぇ……元親から視線を逸らす政宗の顔を見るのが辛かった。
何がこれほど政宗を頑にしているのだろう……元親、手拭いで雫を拭って自分も着替えた。狭い櫓の中は手炙りの小さな火の気でも暖かくなった。
「元親……」
差し伸べる政宗の腕に、元親近付いて青褪めた頬を胸に抱いた。
小さく腕を畳んで、身を守るようにしている政宗が痛々しかった。
……何に傷付いているのだろう………
普段の政宗の傲慢とも思えるような態度からは、元親何も想像する事が出来ない。だが、これほど肌を見せる事を拒むのは…………。
元親も色々に想像はしてみた。だが、男がこれほど肌を隠したがる理由が解らない。
……彫り物か…?……終世を誓った相手でもいて、その名を肌に刻まれてでもいるのだろうか……。
雨に奪われた体温を分け合うように身を寄せて、元親、政宗を抱き締める。
「……政宗……」
名を呼べば寄せられる唇。
口付ける事も、抱き締める事も出来る……。政宗の身体の強張りも解けて来て、元親の胸にすっぽりと収まっている。
触れ合う事は出来る……。元親こだわる事はやめようと思った。
……政宗が言わねぇなら…俺は知らなくてもいいのだろう………
無理を言って困った顔をされる方が辛く思えた。
竜の誇りも矜持もない…怯えた子供のような顔。……政宗にあんな顔は似合わねぇしな……
「雷……止んだな……」
しとしとと降る雨の音。雷鳴は止んで、雨音だけが元親の船を包んでいる。
雨音を聞きながら、政宗の手が元親の手を探って繋いだ。
手を繋いでじっと目を閉じていた政宗が目を上げた。
「元親…」
薄く開いた唇が言葉を紡ごうとした時、艦の外から政宗を呼ぶ声が聞こえた。
元親が立ち上がって外を見に行くと、縄梯子の下に小十郎の姿があった。
「政宗様に雨具を持って来たと言ってくれ」
雨の飛沫に目を細めた小十郎が元親に言った。手に持った油紙で包んだ荷物を振っている。
……気が利くんだか利かないんだか………
溜息を付いた元親、梯子を降りて荷物を受け取った。
着替えの包みを政宗に渡すと、元親また甲板に出ると言った。
「…元親……」
「……惚れた女の言う事を聞かなくて馬鹿を見る男の話は良く知ってるんだ」
にやりと笑って櫓を出る元親に、政宗の隻眼が微笑んだ。
「fairytaleは…案外cruelなんだぜ…?」
政宗の淋しげな瞳の色。元親、この瞳を自分の色に染めたい。哀しみでも淋しさでも諦めでも……そんな色を浮かべる政宗の瞳が痛い。空と海の青が交わる所のように……境目さえも感じないほどに自分の色に染めてしまいたい………。
「いいか?政宗、俺はあんたに惚れてる。あんたを無くすなら、自分の手首を喰っちまいたいくらいだ……。俺にも気持ちがある事は忘れんなよ」
引き寄せて抱き締めて………。政宗を腕の中に感じられるのが嬉しかった……。そして…心は遠くに置いて来ているような政宗の身体が悲しかった。
元親が知らないケモノ……。だが、そのケモノは元親の手を拒まない。
……今は……それだけでいい…………
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