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↓以前、他所の掲示板に投稿していたものです。
うつ伏せに伏せた慶次の背を、小十郎の唇が辿って行く。
もう、幾分か慣れたのか、慶次甘えて鼻を鳴らしてはいるが、笑い出したり騒ぎだしたりはしなくなっていた。しっとりと汗ばんだ肌を辿り、小十郎の舌先が尻の谷間に触れると、ぴくりと小さく震えたが暴れたりはしなかった。
まだ、自分の声を聞いただけで赤面してしまう慶次だが………普段はあまりそう言う事は言わない小十郎が、慶次の声を『かわいい』と言ってからは、無理に我慢するのを止めた。見詰められただけで、花の色に染まってしまう肌も『きれいだ』と言われてからは、少し恥ずかしく無くなった。
………だって、小十郎さんが言ったんだもん………
「ぅふ…っぅ」
小十郎の舌に、小さな窄まりを嘗められて鼻から漏れる息が甘くなる。
「……そこ……きもちいいよ……」
きもちいい……これも恥ずかしかったのだが、慶次が気持ち良いと言うと、小十郎が嬉しそうにするのが、慶次にも嬉しい。
とても人目に晒す所ではないが、小十郎なら構わないと思えるようになった。好きな人だから……恥ずかしくもあったのだが……好きな人だから……全て知られても構わないと思った。
小十郎さんが『かわいい』って……小十郎さんが『きれいだ』って……慶次、自分の身が愛しくなる。
……小十郎さんが、愛してくれる身体………
そう思うだけで震えた。嬉しくて、嬉しくて……胸がむずむずと騒いでしまう。
「んっ……あんっ……」
小十郎の指が、慶次の腰が跳ねてしまう所を擦る。
「ぁああん……いいよぅ……こじゅうろ…さん……そこ……」
感じ過ぎて涙が零れる。
はらはらと涙を零しながら、慶次の目が小十郎の視線を搦め取る。
「ああっ!!……んあぅっっ!」
小十郎の指が増やされて、慶次の中を探って拡げて行く。数回目から、小十郎が何か獣脂のような物を用意するようになったので、慶次のそこは小十郎の指を三本入れられても痛みは感じなかった。
「慶次………」
膝を割って、小十郎の身体が慶次の上にのしかかった。指を埋められた場所に、指よりも熱いものが触れる。
「……いいか…?」
「うん……来て、小十郎さん………」
指が抜かれるのにも、背を反らし声を上げる慶次に、小十郎静かに身を埋めた。
………熱い……
慶次の中は、熱く狭く小十郎を締め付ける。
「くっ………」
先端が収まったところで、小十郎、慶次の背が震えているのに気付いた。項の紅も引いて、鳥肌が立っている。
「慶次」
「いっ……いいよ…小十郎さんっ……きも…ち、い……よ」
歯を食いしばっているのが解る慶次の声。
……強がりやがって……小十郎、身を引こうとしたが、気付いた慶次に締め付けられて抜く事が出来ない。
「強がるんじゃねぇ……痛ぇんだろ…?」
小十郎、無理をして慶次を苦しめたい訳ではない。
「いやぁ………ぬかなっ…いでぇ………」
慶次の声が泣きながら小十郎を留める。
「痛くないっ……痛くないもん……」
獣脂のおかげで切れてはいないが、指とは比べ物にならない質量が慶次を苦しめている。
意地を張る慶次に、小十郎溜息を吐いた。
「俺が痛ぇから…力、抜け」
優しい手が、慶次の強張った背中を撫でる。項に口付けて、桜色の髪に隠れた耳朶を咬む。
「ぅんんっ……ぅふぅ………」
慶次の身体から、少しづつ力が抜けた。痛みも違和感も無くなりはしない、慶次の足の間で萌していたものは縮こまって萎えている。
「…あっ……あっ……ああああ……」
小十郎がゆっくりと慶次の中に入って行く。
熱くて、きつい慶次の中に、小十郎身を埋めて行く。
「はぁ……んんっっ……」
慶次の中に収まった小十郎、前に回した手で慶次の胸肌を探り、小さな乳首に触れた。
「ぅんんっ……あんっ……あっ…あんんっ……」
擦りたてて、薄桃色の乳首が立ち上がると、指先に挟んで転がした。
「やっ…んんっ…なんか……へん…へん…なっちゃ………」
「変になれよ……」
「ああっ!」
小十郎が慶次の中を突き上げた。
「あっ!あっ!!ああああっっっ!」
慶次の喉が叫び声に開いた。
上体を起こされて、膝に抱え上げられ、小十郎がより深く突き刺さる。
耳を咬まれ、体中小十郎の手に触れられ……もう、痛みなのか……慶次、自分の身体でありながら、もう、何も解らない。ただ啼いて、啼いて啼いて………
……俺の中に小十郎さんがいる………
二人…同じ汗に塗れて、同じ高みを目指して駆け上がる。
身体を繋ぐ事が『愛』ではないかも知れない。
快楽を覚えるのが『恋』ではないのかも知れない。
でも、これほど真摯で、滑稽な程に自分を曝け出す行為は他に思い付かない。
年齢も、境遇も違う二人。慶次には解らない小十郎の事情があり、小十郎には解らない慶次の心がある。
だが…今だけは、互いの身に溺れるしかない今、この獣のように清らかな時は………二人同じ熱を追っているのだ。
小十郎が低く呻いて、慶次の中に果てた。
萎えてしまった慶次、萌す事はなかったが……心は充たされていた。
小十郎の熱に、身のうちを濡らされて…きつくしがみつくような小十郎の腕に抱かれて、慶次の淋しかった心が充たされた。
自由である為に、己に忠実である為に……風来坊になるには失うものもあったのだ。
その慶次の心が飼う淋しさを、小十郎の熱が充たした。
「好き……小十郎さん…好き……」
胸を抱く小十郎の手に口付けて、慶次拙い告白を繰り返す。
「……慶次……」
言葉より強く抱く小十郎の腕。
………大丈夫…小十郎さんの心は聞こえたよ………
もう、幾分か慣れたのか、慶次甘えて鼻を鳴らしてはいるが、笑い出したり騒ぎだしたりはしなくなっていた。しっとりと汗ばんだ肌を辿り、小十郎の舌先が尻の谷間に触れると、ぴくりと小さく震えたが暴れたりはしなかった。
まだ、自分の声を聞いただけで赤面してしまう慶次だが………普段はあまりそう言う事は言わない小十郎が、慶次の声を『かわいい』と言ってからは、無理に我慢するのを止めた。見詰められただけで、花の色に染まってしまう肌も『きれいだ』と言われてからは、少し恥ずかしく無くなった。
………だって、小十郎さんが言ったんだもん………
「ぅふ…っぅ」
小十郎の舌に、小さな窄まりを嘗められて鼻から漏れる息が甘くなる。
「……そこ……きもちいいよ……」
きもちいい……これも恥ずかしかったのだが、慶次が気持ち良いと言うと、小十郎が嬉しそうにするのが、慶次にも嬉しい。
とても人目に晒す所ではないが、小十郎なら構わないと思えるようになった。好きな人だから……恥ずかしくもあったのだが……好きな人だから……全て知られても構わないと思った。
小十郎さんが『かわいい』って……小十郎さんが『きれいだ』って……慶次、自分の身が愛しくなる。
……小十郎さんが、愛してくれる身体………
そう思うだけで震えた。嬉しくて、嬉しくて……胸がむずむずと騒いでしまう。
「んっ……あんっ……」
小十郎の指が、慶次の腰が跳ねてしまう所を擦る。
「ぁああん……いいよぅ……こじゅうろ…さん……そこ……」
感じ過ぎて涙が零れる。
はらはらと涙を零しながら、慶次の目が小十郎の視線を搦め取る。
「ああっ!!……んあぅっっ!」
小十郎の指が増やされて、慶次の中を探って拡げて行く。数回目から、小十郎が何か獣脂のような物を用意するようになったので、慶次のそこは小十郎の指を三本入れられても痛みは感じなかった。
「慶次………」
膝を割って、小十郎の身体が慶次の上にのしかかった。指を埋められた場所に、指よりも熱いものが触れる。
「……いいか…?」
「うん……来て、小十郎さん………」
指が抜かれるのにも、背を反らし声を上げる慶次に、小十郎静かに身を埋めた。
………熱い……
慶次の中は、熱く狭く小十郎を締め付ける。
「くっ………」
先端が収まったところで、小十郎、慶次の背が震えているのに気付いた。項の紅も引いて、鳥肌が立っている。
「慶次」
「いっ……いいよ…小十郎さんっ……きも…ち、い……よ」
歯を食いしばっているのが解る慶次の声。
……強がりやがって……小十郎、身を引こうとしたが、気付いた慶次に締め付けられて抜く事が出来ない。
「強がるんじゃねぇ……痛ぇんだろ…?」
小十郎、無理をして慶次を苦しめたい訳ではない。
「いやぁ………ぬかなっ…いでぇ………」
慶次の声が泣きながら小十郎を留める。
「痛くないっ……痛くないもん……」
獣脂のおかげで切れてはいないが、指とは比べ物にならない質量が慶次を苦しめている。
意地を張る慶次に、小十郎溜息を吐いた。
「俺が痛ぇから…力、抜け」
優しい手が、慶次の強張った背中を撫でる。項に口付けて、桜色の髪に隠れた耳朶を咬む。
「ぅんんっ……ぅふぅ………」
慶次の身体から、少しづつ力が抜けた。痛みも違和感も無くなりはしない、慶次の足の間で萌していたものは縮こまって萎えている。
「…あっ……あっ……ああああ……」
小十郎がゆっくりと慶次の中に入って行く。
熱くて、きつい慶次の中に、小十郎身を埋めて行く。
「はぁ……んんっっ……」
慶次の中に収まった小十郎、前に回した手で慶次の胸肌を探り、小さな乳首に触れた。
「ぅんんっ……あんっ……あっ…あんんっ……」
擦りたてて、薄桃色の乳首が立ち上がると、指先に挟んで転がした。
「やっ…んんっ…なんか……へん…へん…なっちゃ………」
「変になれよ……」
「ああっ!」
小十郎が慶次の中を突き上げた。
「あっ!あっ!!ああああっっっ!」
慶次の喉が叫び声に開いた。
上体を起こされて、膝に抱え上げられ、小十郎がより深く突き刺さる。
耳を咬まれ、体中小十郎の手に触れられ……もう、痛みなのか……慶次、自分の身体でありながら、もう、何も解らない。ただ啼いて、啼いて啼いて………
……俺の中に小十郎さんがいる………
二人…同じ汗に塗れて、同じ高みを目指して駆け上がる。
身体を繋ぐ事が『愛』ではないかも知れない。
快楽を覚えるのが『恋』ではないのかも知れない。
でも、これほど真摯で、滑稽な程に自分を曝け出す行為は他に思い付かない。
年齢も、境遇も違う二人。慶次には解らない小十郎の事情があり、小十郎には解らない慶次の心がある。
だが…今だけは、互いの身に溺れるしかない今、この獣のように清らかな時は………二人同じ熱を追っているのだ。
小十郎が低く呻いて、慶次の中に果てた。
萎えてしまった慶次、萌す事はなかったが……心は充たされていた。
小十郎の熱に、身のうちを濡らされて…きつくしがみつくような小十郎の腕に抱かれて、慶次の淋しかった心が充たされた。
自由である為に、己に忠実である為に……風来坊になるには失うものもあったのだ。
その慶次の心が飼う淋しさを、小十郎の熱が充たした。
「好き……小十郎さん…好き……」
胸を抱く小十郎の手に口付けて、慶次拙い告白を繰り返す。
「……慶次……」
言葉より強く抱く小十郎の腕。
………大丈夫…小十郎さんの心は聞こえたよ………
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