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久しぶりに更新です……orz………一週間、オロチ萌えが激しくて、本宅の更新ばかりしていました。
↓チカダテです。
政宗、姫化計画中……
↓チカダテです。
政宗、姫化計画中……
明るかった日差しが傾いて、部屋の中まで夕焼けの色が流れ込んだ。
「…ほんとに、サル野郎だな」
まだ、政宗を放そうとしない元親の腕を見ながら、呆れた声が言った。
「しょうがねぇだろ。久しぶりだし……そりゃ、顔に惚れた訳でも、体に溺れた訳でもねーけど……」
ぎゅう、と元親の手が政宗を抱きしめる。
「あんたが可愛い声出して啼いたりすんのも好きなんだからよ」
「あん?誰が可愛いだと………」
眉を上げて元親を睨みつけるが、可愛いなどと言われるのはくすぐったく、政宗の胸に心地よかった。
「だって、可愛いじゃねーか……」
「こら、サル!」
項に口付けられて、政宗が元親の腕を解こうとする。
「んんっ……」
政宗が元親の腕を解く前に、元親の指先が動いた。
散々嬲られて赤く立ち上がったままの乳首を擦られ、政宗が背を反らせた。
「も……やめ……」
人の手を知らない政宗の肌は敏感だった。傷跡を隠して、誰にも触れさせなかった体は元親の指先に素直に応える。
元親の手に応える政宗………それは、元親が知る事の出来る本当の政宗だと思えた。片意地を張って、誰彼なしに噛み付く狂犬。政宗はそんなものでは無かった。固く纏った竜の鎧の中には、淋しく弱い心があるのだ……。元親にも、朧げにはその事は分かっている。自分の気を引くような事をするのも、自惚れでは無く政宗が自分を失いたくなくてしている事は分かっている。
……俺は…ただ、あんたが好きで……ただ、あんたが欲しいだけなのにな………
熱を帯びる政宗を抱きながら、いつか、自分の手で政宗の臆病な殻を壊してやりたい。何も恐れず、この胸に抱かれて欲しかった。
……まぁ、まずは……俺がこのお姫様に勝たなきゃしょーがねぇけどな………
「……元親……ぁ……」
背後から抱きしめる元親の腕に政宗の腕が絡みついた。
この腕は信じて良いのだろう………政宗が今までに出会った事の無い男………元親は信用に値する。だが、不安は拭えないのだ。それは政宗の習い性のように染み付いてしまったもの………愛おしいと思えば思うほど、失う痛みを思ってしまう。初めて、政宗の胸の深くにまで入り込んだ男。その元親を失うことが恐い………俺はcowardのままだ………病魔に奪われたもの……片目、母、弟………病の後に得た物もあったが、失ったものは大きかった。
今抱きしめるこの腕を失いたくない。熱く自分を求める元親の腕が愛しい。
「政宗……」
何も心配は要らない……俺が守ってやる………いつか、胸を張って言いたい………
政宗の髪に顔を埋め、幾度も幾度も名前を呼ぶ。今はこうして、ただ抱きしめている事しかできない、だが、いつか元親、政宗の全てを受け止め癒してやりたい。
「あっ……んんんっ」
登りつめて仰け反る政宗を抱き寄せる。同時に政宗の中に放ちながら、両の掌で掴めるような政宗の腰を引き寄せ決して離れないように強く抱きしめた。
今は体しか抱いていないのだ……だが、その体さえ放すのが惜しい元親だった。
「毎日……一日中、あんたの中にいてーよ……」
「…サル……俺をヤリ殺す気かよ」
肩口に顔を埋めた元親に目を細める政宗、本当は……政宗も一時も離れて欲しくは無い。
……この腕を失いたくない……政宗の囲う不安な思いが元親にも染みる。
この淋しい心ごと、この男は抱こうとしているのだが……政宗には思いもつかないのだ。
「…ほんとに、サル野郎だな」
まだ、政宗を放そうとしない元親の腕を見ながら、呆れた声が言った。
「しょうがねぇだろ。久しぶりだし……そりゃ、顔に惚れた訳でも、体に溺れた訳でもねーけど……」
ぎゅう、と元親の手が政宗を抱きしめる。
「あんたが可愛い声出して啼いたりすんのも好きなんだからよ」
「あん?誰が可愛いだと………」
眉を上げて元親を睨みつけるが、可愛いなどと言われるのはくすぐったく、政宗の胸に心地よかった。
「だって、可愛いじゃねーか……」
「こら、サル!」
項に口付けられて、政宗が元親の腕を解こうとする。
「んんっ……」
政宗が元親の腕を解く前に、元親の指先が動いた。
散々嬲られて赤く立ち上がったままの乳首を擦られ、政宗が背を反らせた。
「も……やめ……」
人の手を知らない政宗の肌は敏感だった。傷跡を隠して、誰にも触れさせなかった体は元親の指先に素直に応える。
元親の手に応える政宗………それは、元親が知る事の出来る本当の政宗だと思えた。片意地を張って、誰彼なしに噛み付く狂犬。政宗はそんなものでは無かった。固く纏った竜の鎧の中には、淋しく弱い心があるのだ……。元親にも、朧げにはその事は分かっている。自分の気を引くような事をするのも、自惚れでは無く政宗が自分を失いたくなくてしている事は分かっている。
……俺は…ただ、あんたが好きで……ただ、あんたが欲しいだけなのにな………
熱を帯びる政宗を抱きながら、いつか、自分の手で政宗の臆病な殻を壊してやりたい。何も恐れず、この胸に抱かれて欲しかった。
……まぁ、まずは……俺がこのお姫様に勝たなきゃしょーがねぇけどな………
「……元親……ぁ……」
背後から抱きしめる元親の腕に政宗の腕が絡みついた。
この腕は信じて良いのだろう………政宗が今までに出会った事の無い男………元親は信用に値する。だが、不安は拭えないのだ。それは政宗の習い性のように染み付いてしまったもの………愛おしいと思えば思うほど、失う痛みを思ってしまう。初めて、政宗の胸の深くにまで入り込んだ男。その元親を失うことが恐い………俺はcowardのままだ………病魔に奪われたもの……片目、母、弟………病の後に得た物もあったが、失ったものは大きかった。
今抱きしめるこの腕を失いたくない。熱く自分を求める元親の腕が愛しい。
「政宗……」
何も心配は要らない……俺が守ってやる………いつか、胸を張って言いたい………
政宗の髪に顔を埋め、幾度も幾度も名前を呼ぶ。今はこうして、ただ抱きしめている事しかできない、だが、いつか元親、政宗の全てを受け止め癒してやりたい。
「あっ……んんんっ」
登りつめて仰け反る政宗を抱き寄せる。同時に政宗の中に放ちながら、両の掌で掴めるような政宗の腰を引き寄せ決して離れないように強く抱きしめた。
今は体しか抱いていないのだ……だが、その体さえ放すのが惜しい元親だった。
「毎日……一日中、あんたの中にいてーよ……」
「…サル……俺をヤリ殺す気かよ」
肩口に顔を埋めた元親に目を細める政宗、本当は……政宗も一時も離れて欲しくは無い。
……この腕を失いたくない……政宗の囲う不安な思いが元親にも染みる。
この淋しい心ごと、この男は抱こうとしているのだが……政宗には思いもつかないのだ。
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